やいなや 【時間的同時性】 接続・用法・例文 JLPT N1

【接続】

動詞辞書形 や否や

【用法】

時間的同時性を表す。

「AをするとすぐにBをする」「Aが終わったとと同時にBをする」という言い方。

その時を「待ち構えていた、予想していた、期待していた、準備していた」という内容に対して使われることが多い。

現実を描写する表現なので、後続で話し手の意志、指示、命令、否定に関することは表現できない。

類義表現に以下がある。

「かとおもうと」

「か~ないかのうちに」

「たとたん(に)」

「がはやいか」

「次第」

「なり」

【例文】

  1. 井上さんのお母さんは井上さんを見るや否や、泣き出してしまいました。
  2. 警察は犯人の姿を確認するや否や、一斉にその犯人を捕まえました。
  3. ニュースが伝わるやいなや、テレビ局に電話が殺到した。

「とたんに」

Aが起こると直後にBが起こる。

予期しない出来事

AとBは関係があることが多い。(関係ないこともある)

例:先生が「さようなら」と言ったとたんに、みんな泣きだした

家を出たとたんに、雨が降り出した

「が早いか」

接続 動詞 辞書形 が早いか

意味

Aが起こるとその直後に/ほぼ同時にBが発生する

普通はある程度時間をかけること→意外

そのタイミングを待っていたような感じ

現実の出来事を描写する→意思、命令、否定文は来ない

✖ 非常警報器が鳴るが早いか外に逃げてください

非常警報器がなったらすぐに外に逃げてください

【例文】

  1. 田中先生はチャイムが鳴るが早いか、授業を始めます。
  2. 姉は玄関のドアを開けるが早いか、走って行ってしまった。
  3. 2人の警察官は犯人を見つけるが早いか、追いかけていった。