なり 【時間的同時性・予想外】 接続・用法・例文 JLPT N1

【接続】

辞書形 なり

【用法】

時間的同時性を表す。

「AをするとすぐにBをする」「Aが終わったとと同時にBをする」という言い方。

ネガティブな内容に対して使われることが多い。

現実を描写する表現なので、後続で話し手の意志、指示、命令、否定に関することは表現できない。

例:(×)私は家に帰るなり、テレビをつけました。

例:(〇)私は家に帰るとすぐに、テレビをつけました。

例:(〇)私は家に帰るやいなや、テレビをつけました。

例:(×)会社へ着くなり、社長に会ってください

例:(〇)会社へ着いたらすぐに、社長に会ってください

意外なことが発生して、「なぜだろう?」と疑念を持ったという気持ちを含める。

類義表現に以下がある。

「かとおもうと」

「か~ないかのうちに」

「たとたん(に)」

「がはやいか」

「やいなや」

「次第」

【例文】

  1. 山田さんはニュースを聞くなり、その場に倒れてしまった。
  2. 姉は家に帰るなり自分の部屋に閉じこもっている。
  3. 山田に会うなり金を貸してほしいと言われた。
  4. 迷子になった子は母の顔を見るなり、泣き出した。